施肥改善技術の概要(永年作)
施肥改善 の目的 |
施肥改善 技術 |
作物「品種」 | 成果情報名 | 要約・目的 | 担当 | 分類 | 年度 | URL URLをクリックすると 外部サイトへリンクします |
担当 |
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環境負荷低減 | 石灰窒素施肥 | チャ | 整せん枝残さ土壌混和と効率的施肥による茶園の一酸化二窒素と施肥窒素削減 | 茶園に堆積した整せん枝残さの適切な土壌混和および石灰窒素施用、樹冠下施肥を組み合わせることにより、一酸化二窒素発生量の削減と施肥窒素量の削減をともに達成できる。 | 農研機構 野菜茶業研究所・茶業研究領域 | 普及成果情報 | 26 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2014/14_038.html | 農研機構野菜茶業 |
環境負荷低減 | 石灰窒素施肥 | チャ | 茶園への石灰窒素の施用による一酸化二窒素発生量抑制効果 | 茶園において年間窒素施用量の24~40%を石灰窒素で代替して、春肥および秋肥の時期に施用することにより、茶園のうね間土壌からの一酸化二窒素の発生量を平均で約50%削減できる。また、慣行施肥区と同等の茶の収量および品質を確保できる。 | 農研機構 野菜茶業研究所 茶業研究領域 | 普及成果情報 | 26 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2013/13_037.html | 農研機構野茶研 |
安定生産 | りんご剪定枝チップによるマルチ | ブルーベリー | ブルーベリー栽培における有機質資材の利用法(追補) | りんご剪定枝チップをブルーベリー栽培でマルチ資材として連年利用すると、ブルーベリーの生育が良好な状態を維持でき、糖度や酸度に影響を及ぼすことはない。土壌中には土壌化学成分、炭素、窒素が蓄積される傾向にある。 | 岩手県農業研究センター 技術部・果樹研究室 | 指導 | 27 | http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/seika/h27/h27shidou_11.pdf | 岩手県 |
放射性セシウム低減 | カリ資材施用 | ブルーベリー | ブルーベリーの培地別放射性セシウム移行係数とカリ肥料による吸収抑制効果 | ブルーベリーについて、土壌およびピートモスからの放射性セシウムの移行状況とカリ肥料による吸収抑制効果を3年生若木のポット栽培を用いて調査した結果、ピートモスからの移行が土壌よりかなり大きいこと、交換性カリを高めることで吸収抑制効果があることが解った。 | 福島県農業総合センター生産環境部環境作物栄養科 | 放射線関連支援技術情報 | 26 | http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/kenkyuseika/h26_radiologic/h26_radiologic_05_blueberry.pdf | 福島県 |
省力、環境負荷低減 | 肥効調節型肥料、全量基肥施肥 | ナシ「幸水」 | 日本ナシ(幸水)は基肥一発肥料で窒素を減肥できる | 日本ナシ(幸水)は、果樹の中でも窒素施肥量および施肥回数が多い作物である。そこで、基肥一発肥料(肥効調整型肥料のLP40、LP80、LP160に有機資材の油粕等を含む)の1回施肥と化学肥料の4回分施方式を比較したところ、基肥一発肥料は省力的であり、かつ窒素の養脱量が少ないことから慣行施肥窒素量20.8kg/10aより減肥できる。 | 福島県農業総合センター 生産環境部 環境・作物栄養科 | 参考 | 26 | http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/kenkyuseika/h26_sankou/h26_sankou_04_nasi_sehi.pdf | 福島県 |
減肥(3割減)、増収 | 点滴施肥 | チャ | チャの樹冠下点滴施肥は30%減肥、収量増加及び品質維持が可能である | 樹冠下点滴施肥を行うことで30%減肥でも、一番茶、二番茶とも慣行施肥より収量の増加傾向が認められます。 | 茨城県農業総合センター山間地帯特産指導所 | 普及に移す成果 | 20 | http://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/nosose/cont/public/diffuse/h20/pdf/08.pdf | 茨城県 |
減肥、コスト低減、環境負荷低減 | 豚ぷん堆肥 | ナシ | ナシ栽培では基肥の豚ぷん堆肥代替により肥料コストと窒素溶脱を低減できる | 黒ボク土のナシ栽培において、基肥窒素を豚ぷん堆肥で代替する施肥法は、収量を慣行施肥法(県基準の窒素施肥量に加えて堆肥を2t/10a 施用)と同等に維持でき、肥料コストを大幅に低減できます。また、慣行施肥法と比較して、地下水への窒素溶脱を低減する効果が期待されます。 | 茨城県農業総合センター 園芸研究所 土壌肥料研究室 | 普及に移す成果 | 24 | http://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/nosose/cont/public/diffuse/h24/pdf/04.pdf | 茨城県 |
減化学肥料、有機資源の有効利用 | 堆肥施用 | ナシ「幸水」 | なし「幸水」は化学肥料半減や堆肥代替利用で5年間慣行と同等の果実生産が可能 | なし「幸水」の栽培において、化学肥料半減や堆肥代替利用との組み合わせによる樹体生育、収量および果実品質への影響は、処理5年目までは小さく、化学肥料の慣行施用と同等の果実生産が期待できる。 | 栃木県農業試験場 果樹研究室 | 普及情報 | 26 | http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/nousi/seikasyu/seika32/sep_032_1_04.pdf | 栃木県 |
安定生産 | 施肥体系 | ナシ「彩玉」 | ニホンナシ「彩玉」安定生産のための施肥管理法 | 埼玉県育成品種「彩玉」の施肥について検討しました。「幸水」県基準窒素年間施肥量(10a あたり元肥14kg、追肥4kg、礼肥4kg)に対し、基肥、追肥を倍量施用しても増収効果は見られず、半量施用では、糖度が低くなる場合が見られました。このため、「彩玉」年間窒素施用量は、「幸水」並みの年間22kg 程度を目安とします。追肥時期は、養分転換期の5月上旬と、収穫60 日前を目安とした6月中下旬に施用すると、糖度を下げずに果実肥大効果が期待できます。 | 埼玉県農業技術研究センター 高度利用・生産性向上研究担当 | 新技術情報 | 26 | http://www.pref.saitama.lg.jp/b0909/documents/11saigyoku.pdf | 埼玉県 |
減化学肥料、有機資源の有効利用 | 堆肥、有機質肥料 | ナシ「豊水」 | ナシ成木での有機物利用による減肥技術 | 「豊水」成木に対して化学肥料由来の窒素施用量を削減し、有機物主体の施肥を行っても、果実の収量や品質、樹体の生育に差が認められない。土壌化学性は、可給態リン酸以外の項目で大きな差は見られない。 | 千葉県農林総合研究センター 生産技術部 果樹研究室 | 研究 | 25 | http://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/shikenkenkyuu/documents/h2433.pdf | 千葉県 |
適正施肥 | 肥料吸収特性 | ブルーベリー | ブルーベリー種間雑種育成系統の肥料吸収特性の解析 | ハイブッシュ実生系統と種間雑種育成系統の養分吸収量は樹容積に比例し,2 HF12⑩と2HF4⑥は果実中の窒素含有率が高い。ハイブッシュと種間雑種育成系統は樹容積が小さく,現行の施肥基準よりも施肥量を少なくできる。 | 東京都農林総合研究センター 生産環境科・園芸技術科 | 終了課題 | 28 | http://www.tokyo-aff.or.jp/center/kenkyuseika/08/pdf/h27/f_06.pdf | 東京都 |
省力 | 肥効調節型肥料 | ブドウ「シャインマスカット,ブラックビート」 | 省力的な栽培技術の確立~緩効性肥料を利用した施肥回数低減技術開発~ | 被覆尿素系緩効性肥料LP40は約60日,LP140は150日以上肥効が継続する。追肥回数を削減することで,労働時間が約500分/10a短縮できると考えられる。 | 東京都農林総合研究センター 園芸技術科、生産環境科 | 成果情報 | 22 | http://www.tokyo-aff.or.jp/center/kenkyuseika/08/pdf/h22/10_2.pdf | 東京都 |
放射性セシウム低減 | 作物、土壌のCs測定 | チャ | 茶園土壌における放射性セシウムの動態解明 | 茶園土壌の上に堆積する有機物(表面有機物)中の放射性セシウム(137Cs)濃度は、降下翌年以後急激に減少し、137Cs の多くは土壌へ移行する。その結果、土壌中の137Cs濃度が高まるが、畝間土壌(深さ 0~15cm平均)では早期に上昇が終わり、樹冠下土壌では次第に畝間の濃度に近づく。土壌内の深さ別の分布は、降下3年後までは土壌中の137Cs のほとんどが土壌表面から10cm以内に留まる。また、137Cs の土壌からチャ苗木新芽への移行係数は乾燥茶葉/風乾土比で 0.034 と低い。 | 神奈川県農業技術センター北相地区事務所・研究課 | 指導・研究 | 27 | http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/805760.pdf | 神奈川県 |
省力、減肥(窒素30%減) | 肥効調節型肥料、全量基肥、局所施肥 | ナシ「豊水」幸水」 | ナシジョイント仕立てに対応した施肥量削減技術 | ナシジョイント仕立てにおいて、被覆尿素の40日型を春(2月)に1回、局所施用すると、慣行施肥と比較して、収量、果実品質、樹体生育は同等で、施肥作業を省力化でき、かつ施肥量の30%削減が可能となる。 | 神奈川県農業技術センター・生産技術部・果樹花き研究課 | 指導・研究に有効な情報 | 26 | http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/746199.pdf | 神奈川県 |
減肥 | 施肥体系 | カキ「平核無」 | かき「平核無」の春1回肥料施用5割減肥栽培法 | 「平核無」栽培は慣行の秋2回施肥を、春1回、年間窒素施用量を慣行の半量施肥へ変更しても、慣行栽培と同等の果実生産量及び流通品質を確保できる。 | 新潟県農業総合研究所佐渡農業技術センター、食品研究センター園芸特産食品科 | 研究成果情報 | 27 | http://www.ari.pref.niigata.jp/nourinsui/seika15/seikajohou/150127/150127.html | 新潟県 |
安定生産、環境負荷低減 | 養分吸収特性 | 西洋なし「ル レクチエ」 | 西洋なし「ル レクチエ」の養分吸収特性 | 西洋なし「ル レクチエ」の養分吸収は、春から夏にかけて多い。吸収された養分は、葉や果実に多く分配され、次いで側枝や主幹への分配が多い。 | 新潟県農業総合研究所 園芸研究センター 環境・施設科 | 研究成果情報 | 26 | http://www.ari.pref.niigata.jp/nourinsui/seika14/seikajohou/140115/140115.pdf | 新潟県 |
安定生産、品質向上 | ホウ素葉面散布 | リンゴ「ふじ」 | リンゴ「ふじ」のホウ素欠乏症状の発生を防止するホウ砂の葉面散布 | 樹体内のホウ素濃度が基準値を下回ったリンゴ「ふじ」に対するホウ砂2,000 倍の新梢停止期1 回の葉面散布は、葉中ホウ素濃度を高め、果実のホウ素欠乏症状およびホウ素過剰症状の発生も無い。 | 富山県農林水産総合技術センター・園芸研究所・果樹研究センター | 普及上参考となる技術 | 26 | http://taffrc.pref.toyama.jp/nsgc/nougyou/webfile/t1_fd5d1174aeb56a36314aaf8d73dcc53a.pdf | 富山県 |
安定生産 | 栄養診断 | ウメ「紅サシ」 | ウメ‘紅サシ’の施肥前栄養診断 | これまで、ウメ‘紅サシ’の栄養診断は 9 月以降の葉を分析した窒素含有率の値 から行っていましたが、その年の施肥は終わっており、当年の栽培管理の参考とす るには間に合いませんでした。そこで、新梢の葉面積と葉緑素計の値を用いること で、施肥時期前の簡易栄養診断を試みました。 | 福井県農業試験場 園芸研究センター ウメ・果樹研究G | 指導活用技術 | 27 | http://www.agri-net.pref.fukui.jp/shiken/hukyu/data/h27/h27_08_tebiki.pdf | 福井県 |
減化学肥料(2割減) | 堆肥、局所施用 | ウメ | ウメの局所施肥による土壌改善および環境負荷軽減効果 | 牛ふん堆肥の局所施用により、土壌の気相率が高くなり、ウメの細根量が増加する。同じ箇所に肥料を局所施肥すると施肥量の2 割減肥が可能であり、窒素流亡量が減少する。地下水位の高い水田転換畑で堆肥の局所施用を行なうと、液相率が高くなり、ウメの根は伸長しない。 | 福井県園芸試験場 ウメ研究グループ | 参考となる技術 | 20 | http://www.agri-net.pref.fukui.jp/shiken/hukyu/data/h20/23.pdf | 福井県 |
安定生産 | 草生栽培 | モモ | 長期草生栽培によるモモ園の土壌有機物蓄積と果実生産期間の延長 | モモにおいて雑草草生栽培を長期間継続すると、土壌有機物が蓄積するとともに樹齢を経ても収量や樹勢が維持され、果実生産期間が延長する。 | 山梨県果樹試験場 環境部・生理加工科 | 技術・参考 | 27 | http://www.pref.yamanashi.jp/kajushiken/documents/sousei.pdf | 山梨県 |
安定生産 | 堆肥施用 | モモ | 家畜ふん堆肥の長期連年施用によるモモ園の土壌養分および果実生産への影響 | モモ園への牛ふん堆肥連年施用により土壌中の炭素、カリ、リン酸の蓄積が進み、 樹齢を経ても樹勢、収量を維持する。鶏ふん連年施用により土壌中のカルシウム、リン 酸の蓄積が進み、収量は成木前期に多いが成木後期には樹勢低下に伴い減少がみられる。 | 山梨県果樹試験場 環境部・生理加工科 | 技術・参考 | 27 | http://www.pref.yamanashi.jp/kajushiken/documents/yuuki.pdf | 山梨県 |
減肥(リン酸・カリ低減) | リン酸・カリ低減肥料 | ブドウ | ブドウ園におけるリン酸・カリ低減型肥料と家畜ふん堆肥を用いた環境保全型施肥 | リン酸・カリ低減型肥料を主体に牛[要約] ふん堆肥と鶏ふんをあわせてブドウ園に施用すると、化学肥料由来の窒素比率は24%と低く抑えられ、窒素流亡の少ない環境保全型施肥となる。また、土壌中のリン酸、カリ蓄積は回避され、慣行施肥と同等の果実生産が可能となる。 | 山梨県果樹試験場 環境部 生理加工科 | 技術・普及 | 22 | http://www.pref.yamanashi.jp/kajushiken/documents/h22seika10.pdf | 山梨県 |
減肥(リン酸低減) | 土壌診断 | リンゴ | 土壌中の可給態リン酸が 50mg/100g より多いりんご樹園地では、一時的にリン酸施肥を中断できる | 土壌中の可給態リン酸が50mg/100gより多いりんご樹園地では、3~6年間リン酸肥料を無施肥としても樹体生育、果実収量および樹体のリン吸収量に影響がないことから、リン酸施肥を一時的に中断できます。 | 長野県果樹試験場 | 普及技術 | 27 | http://www.pref.nagano.lg.jp/nogyokankei/seika/documents/h26kajyurinnsanntyuudan.pdf | 長野県 |
安定生産 | 栄養診断 | カンキツ | マルドリ方式の肥培管理に利用できる 葉柄の硝酸イオン濃度分析による簡易な栄養診断法 | カンキツにおけるマルドリ方式栽培では、樹勢の維持や安定生産のため、栄養状態に応じて養水分を適切に供給することが重要である。葉柄の硝酸イオン濃度分析による診断法は、吸肥の多少を把握できるので、かん水同時施肥等の肥培管理の指標として使用できる。 | 静岡県農林技術研究所 果樹研究センター生産環境科 | 成果写真集 | 28 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/photo00176.html | 静岡県 |
減化学肥料 | 堆肥中肥料成分の有効利用 | カンキツ | 野菜・茶・柑橘栽培における堆肥中肥料成分(窒素)の有効利用 | 世界的な肥料価格の高騰により、畜産堆肥等地域で発生する有機物資材中の肥料成分を有効利用していくことが求められている。そこで、野菜、茶、柑橘において、堆肥に含まれる窒素の利用による化学肥料削減により、肥料費を低減する。柑橘の‘不知火’では、牛ふん堆肥により施肥窒素の35%が代替可能であった。これにより、葉中窒素はやや低下したが、収量、果実品質はほぼ同等であった。柑橘では牛ふん堆肥施用量が5t/10a以上と多いことから、肥料費の削減率は9%にとどまった。 | 静岡県農林技術研究所・土壌環境科 | 成果写真集 | 24 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/photo00091.html | 静岡県 |
収量向上、環境負荷低減 | 肥効調節型被覆肥料、局所施肥 | チャ | 茶園における局所施肥技術 | 窒素の吸収を高め、収量を増大させる新たな施肥や栽培技術を開発し、環境負荷が少なく、持続可能な茶生産が望まれている。肥効調節型の被覆肥料を茶園うね間両側の樹冠雨落ち部に、10a当たり1850ヶ所、60cm間隔に掘削・投入する局所施肥法を開発する。局所施肥法により、施肥窒素の利用率向上や肥料成分の流亡による地下水汚染の軽減、生産性の向上(年間収量20%増、一番茶窒素率5.5%)を実現する。 | 静岡県農林技術研究所 茶業研究センター生産環境科 | 成果写真集 | 26 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/photo00114.html | 静岡県 |
安定生産 | 灌水施肥、生育診断 | チャ | 茶液肥管理が茶樹の根圏形成に与える影響 | 環境にやさしく、生産性の高い施肥技術として、茶液肥栽培が期待されているが、液肥が根圏に与える影響は明らかでない。そこで、液肥管理(灌水施肥)が茶樹の根圏形成に与える影響を調査する。 | 静岡県農林技術研究所 茶業研究センター生産環境科 | 成果写真集 | 28 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/photo00167.html | 静岡県 |
減化学肥料 | 堆肥中肥料成分の有効利用 | チャ | 野菜・茶・柑橘栽培における堆肥中肥料成分(窒素)の有効利用 | 世界的な肥料価格の高騰により、畜産堆肥等地域で発生する有機物資材中の肥料成分を有効利用していくことが求められている。そこで、野菜、茶、柑橘において、堆肥に含まれる窒素の利用による化学肥料削減により、肥料費を低減する。茶栽培では、牛ふん堆肥により年間窒素施肥量の30%を代替可能であった。これによる肥料費の削減率は 40%以上と試算された。 | 静岡県農林技術研究所・土壌環境科 | 成果写真集 | 24 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/photo00091.html | 静岡県 |
減肥、環境負荷低減 | 適正施肥 | チャ | 施肥量削減の取組が進行する牧之原台地における水系の硝酸性窒素濃度の低減 | 静岡県牧之原地域において1999 年から測定を開始した小河川、湧水の硝酸性窒素濃度の推移をみると、22 河川中17 河川、9 湧水中7 湧水において有意な低減傾向が認められる。これは茶園における施肥量削減の取組の効果である可能性が高い。 | 静岡県農林技術研究所 生産環境部 | 技術・参考 | 20 | http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/report/file/h21/production/04.pdf | 静岡県 |
環境負荷低減、低コスト | 土壌管理、施肥体系 | チャ | 茶園からの温室効果ガス(N2O)の発生を抑制する低コスト・省力型茶園土壌管理技術 | 茶園からの一酸化二窒素(N2O)の発生量は、うね間に堆積した整せん枝残さの鋤き込み、石灰窒素の施用、樹冠下への被覆肥料の施用を体系化することで、大幅に削減できる。 施肥窒素量を 4 割程度抑えても農家慣行区と同等の収量・品質が得られる。 | 滋賀県農業技術振興センター 茶業指導所・茶振興担当 | 普及 | 27 | http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nogyo/k_seika/26/files/2610cyailtusannkanitillyo.pdf | 滋賀県 |
減肥、品質向上 | 肥効調節型肥料 | チャ | 深耕処理後の樹冠下施肥による施肥効率の向上とその後の全面施肥による効率的施肥体系 | うね間に整せん枝残さが堆積していると施肥効率が低下するため、深耕によって 残さを土壌へ還元し、深耕当年は樹冠下のみへの施肥で施肥窒素量を12kgN/10a 程度とする。その翌年からはうね間を含めた茶園全面とし、樹冠下へは春肥および秋肥施用時に被覆肥料を施用して、年間施肥窒素量を40kgN/10a とする。これによって、年間施肥窒素量を40kgN/10a としても、慣行施肥の70kgN/10a よりも品質が向上する。 |
滋賀県農業技術振興センター 茶業指導所 | 指導 | 23 | http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nogyo/k_seika/23/files/14.pdf | 滋賀県 |
減肥、環境負荷低減 | 肥効調節型肥料、有機配合肥料 | チャ | 環境こだわり農業に対応した茶園全面施肥技術 | 環境こだわり農産物の認証基準に準拠し、年間窒素施用量40kg/10a(うち化学肥料20kg)とした茶園全面施肥栽培でも、年間窒素施用量が70kg/10aの慣行栽培と同等の収量および一番茶で慣行以上の品質・荒茶単価が得られる。また施肥量を削減することにより、慣行栽培に比べ、茶園から溶脱する硝酸態窒素の濃度を抑制できる。 | 滋賀県農業技術振興センター 茶業指導所 | 指導 | 20 | http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nogyo/k_seika/20/files/06.pdf | 滋賀県 |
減肥 | 深耕処理 | チャ | 整せん枝残さ堆積茶園における深耕処理を活用した施肥技術 | 整せん枝残さ堆積茶園において、秋期にうね間を深耕すると、翌春の土壌中無機態窒素量が増加するため、春肥以降の施肥量を削減しても、土壌中無機態窒素量は慣行と同程度となり、同等の収量・品質が得られる。 | 滋賀県農業技術振興センター 茶業指導所 | 指導 | 20 | http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nogyo/k_seika/20/files/07.pdf | 滋賀県 |
収量・品質向上 | 施肥体系 | チャ | 京都府北部地域における良質茶生産技術の確立 積雪地帯に適した施肥技術の確立 | 12月に被覆肥料を利用し3月上中旬から土壌中の窒素成分含量を高めること が可能。排水良好なほ場では速効性肥料を使い早期から肥効を高めることが可能。3月上中旬から肥効を高めることにより、一番茶の収量、うまみ成分が向上。 | 京都府農林水産技術センター 丹後農業研究所 | 普及に移す研究成果 | 27 | http://www.pref.kyoto.jp/nougijyutsu/documents/h26fukyuseika.pdf | 京都府 |
減肥(4割減)、増収 | 点滴施肥 | チャ | 幼木茶園における点滴施肥による 早期成園化技術の確立 | 慣行施肥法と比べて、年間窒素施肥量を4割削減しても、定植2~3年目の生育量が増加する幼木期の点滴施肥法を確立しました。 | 京都府農林センター 茶業研究所 | 普及に移す試験研究成果 | 22 | http://www.pref.kyoto.jp/nougijyutsu/documents/1349938489973.pdf | 京都府 |
省力 | 肥効調節型肥料、全量施肥 | ウメ「南高」 | 肥効調節型肥料のウメ成木への年間1回施用による効果 | ウメ「南高」において、3年連続して肥効調節型肥料の3月全量施用と有機配合 肥料の年間4回分施を比較すると、樹体栄養や樹体成長および収量に明らかな差はなく、肥効調節型肥料を用いることで施肥労力の省力化が図れる。 |
和歌山県果樹試験場 うめ研究所 | 指導 | 23 | http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070109/documents/07-23seikajo.ume2.pdf | 和歌山県 |
減化学肥料(2割減) | 緑肥作物(ヘアリーベッチ) | ウンシュウミカン | ウンシュウミカン園におけるヘアリーベッチ草生による施肥量削減と有機物補給 | 窒素固定を行うマメ科のヘアリーベッチ草生栽培を早生ウンシュウミカン成木園に3年間導入すると20%の施肥量削減をしても、収量および果実品質は良好で、長期的には園地への有機物投入効果が期待できる。 | 和歌山県果樹試験場 環境部 | 指導 | 20 | http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070109/seika/h20/20o4.pdf | 和歌山県 |
適正施肥 | 肥効特性の把握 | ブドウ、モモ | 果樹用有機化成肥料の種類や施肥時期による窒素無機化パターン | 有機化成肥料を10月に施用すると、有機態窒素の多くが年内に無機化する。しかし、地温 が低下する11月以降に施用すると年内の無機化量が減少して翌年1月以降の無機化量が増加する。この傾向は、有機態窒素の割合が高い肥料ほど大きい。 | 岡山県農林水産総合センター 農業研究所 環境研究室 | 情報 | 28 | http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/502548_3749739_misc.pdf | 岡山県 |
減肥、品質向上 | かん水施肥 | ブドウ「ピオーネ、オーロラブラック」 | 「ピオーネ、オーロラブラック」無加温二重被覆栽培での点滴灌水施肥技術 | 「ピオーネ、オーロラブラック」無加温二重被覆栽培において、自動給液装置と点滴チューブにより灌水と施肥を同時に行う栽培でも高品質な果実生産が可能であり、灌水施肥量の削減と裂果の軽減に有効である。 | 岡山県農業研究所 果樹研究室 | 情報 | 23 | http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/291700_1161582_misc.pdf | 岡山県 |
減肥、省力、品質向上 | 肥効調節型肥料、かん水施肥 | ウンシュウミカン「石地」 | ウンシュウミカン「石地」幼木の光反射シート点滴潅水栽培における夏秋肥一回施肥法 | 農業技術センターではウンシュウミカン「石地」の根の伸長促進と果実品質を向上するために, 5 月下旬から12 月まで光反射シートを設置して,所定の土壌水分吸引圧で点滴かん水を行うことが有効であることを明らかにしている。しかし,通常の肥料を用いて夏肥と秋肥を施用する場合,各施肥時に光反射シートの開閉作業が必要で,省力化の妨げになっている。そこで,光反射シート設置下での施肥作業の省力化を図るため,肥効調節型肥料を用いて夏秋肥を一回で施用する場合の施用量の違いが「石地」幼木における新根伸長と果実形質に及ぼす影響を明らかにする。 | 広島県立総合技術研究所 農業技術センター 果樹研究部 | 技術指導に参考となる成果 | 23 | http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/101393.pdf | 広島県 |
品質向上 | 亜リン酸液肥 | ブドウ | ブドウ の斑点状 着色 不良症状には亜リン酸液肥が有効 | 産地において、有色系ブドウの果皮が斑点状に着色しない症状が発生している。この症状の改善には、亜リン酸液肥の散布が有効である。散布適期は、顆粒肥大後期から顆粒軟化期である。 | 山口県農林総合技術センター 農業技術部 園芸作物研究室 | 新たに普及に移しうる試験研究等の成果 | 26 | http://www.nrs.pref.yamaguchi.lg.jp/hp_open/a17201/00000007/H26-05.pdf | 山口県 |
安定生産、品質向上、省力 | 肥効調節型肥料、点滴かん水施肥 | ミカン「せとみ」 | 「せとみ」の安定生産・高品質化のための水分・施肥管理技術 | 反射効果の高いマルチシート被覆と点滴かん水を組み合わせることで、「せとみ」の果実品質を向上させることができる。また、緩効性肥料の利用により、マルチ開閉と施肥の労力を軽減し、慣行施肥と同程度の果実品質が得られる。 | 山口県農林総合技術センター 農業技術部 柑きつ振興センター | 新たに普及に移しうる試験研究等の成果 | 25 | http://www.nrs.pref.yamaguchi.lg.jp/hp_open/a17201/00000007/H25-03.pdf | 山口県 |
生育障害対策 | 硫酸マンガン水溶液の葉面散布 | スダチ | スダチ黄化症状の発生原因と対策 | 徳島県で発生しているスダチ葉の黄化症状の発症原因は、土壌の高pH によるマンガンの不溶化に起因するマンガン欠乏症である。硫酸マンガン水溶液の葉面散布により緑色が回復する。 | 徳島県立農林水産総合技術支援センター | 普及成果情報 | 27 | http://www.naro.affrc.go.jp/org/warc/research_results/h27/pdf/03_dojo/22-0301.pdf | 徳島県 |
有機資源の有効利用、省力 | 高窒素鶏ふん堆肥の施用 | ナシ、ウンシュウミカン | 成分強化有機質肥料の果樹栽培試験 | 鶏糞たい肥は、臭いがきつい、散布しにくい、大量散布が必要等の理由から、利用が伸び悩んでいます。また、ナシ、温州ミカンの栽培では、窒素の遅効き等による果実品質への影響が懸念されています。そこで、畜産研究課で開発が進められている鶏糞の窒素成分を強化した肥料成分強化有機質肥料を活用し、果実品質に影響を及ぼさないナシ、温州ミカンの施肥体系を検討しました。 | 徳島県立農林水産総合技術支援センター農産園芸研究課(果樹担当),資源環境研究課(生産環境担当) | 主要な研究成果 | 25 | http://www.pref.tokushima.jp/_files/00706797/H25seika1.pdf | 徳島県 |
減肥、肥料コスト低減、省力 | 肥効調節型肥料、年1回施肥体系、堆肥マルチ | ウンシュウミカン | 肥効調節型肥料と未利用資源を有効活用した施肥体系の確立 | 本県のカンキツ類は、傾斜地での栽培が多いことから、重労働作業が多く、特に3~4回の施肥作業はかなりの負担となっています。また、最近の肥料価格高騰による施肥コストの上昇が問題となっています。そこで、肥効調節型肥料や未利用資源の堆肥マルチ等の組み合わせにより、秋肥年1回施肥体系など、より一層の減肥効果及び省力化を検討しました。 | 徳島県立農林水産総合技術支援センター資源環境研究課(生産環境担当) | 主要な研究成果 | 25 | http://www.pref.tokushima.jp/_files/00706810/H25seika2.pdf | 徳島県 |
減肥(リン酸、カリ低減) | 土壌診断 | ウンシュウミカン | ウンシュウミカンにおけるリン酸・カリウムの蓄積土壌での施肥削減 | 土壌中に可給態リン酸が 100 ㎎/100g 以上、交換性カリウムが 100 ㎎/100g 以上蓄積した条件では、リン酸、カリウムを無施用としても 5 年間は標準施肥と同等の収量、品質が得られる。また、土壌中の可給態リン酸(トルオーグリン酸)や交換性カリウム、葉中のリン、カリウム含量も同様に標準施肥と大きな差は認められない。 | 佐賀県農業試験研究センタ- 果樹試験場・常緑果樹研究担当 | 研究成果情報 | 27 | http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00310704/3_10704_2_h26seika_23.pdf | 佐賀県 |
肥料コストの低減、環境負荷 の軽減 |
点滴かん水施肥 | チャ | 茶樹における長期点滴施肥栽培の有効性 | 年間窒素施肥量36kg/10a の点滴施肥栽培を12 年間継続しても、収量、品質は年間窒素施肥量50kg/10a の慣行施肥栽培と同等に維持され、肥料代は慣行比60%(約38,000円/10a/年)の削減ができる。 | 佐賀県茶業試験場 茶樹研究担当 | 研究成果情報 | 25 | http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00310760/3_10760_7_h24seika_32.pdf | 佐賀県 |
収量・品質の向上 | 施肥位置改善 | チャ | 効果的な秋肥施肥位置と施肥技術 | 改良した自走型肥料散布機によるうね間から樹冠下までの秋肥施肥は実用性が高く、耕うん作業を省いても慣行と同等の収量・品質となる。また、秋肥を樹冠下のみに施肥した場合、うね間を耕うんすれば慣行と同等の収量・品質となる。 | 長崎県農林技術開発センター 農産園芸研究部門 茶業研究室 | 指導 | 26 | https://www.pref.nagasaki.jp/e-nourin/nougi/theme/result/H25seika-jouhou/shidou/S-25-32.pdf | 長崎県 |
収量、品質向上 | 有機液肥 | チャ | 一番茶芽出し肥への有機液肥使用による収量・品質の維持・向上 | 一番茶芽出し肥として有機液肥を使用することで、減肥下においても一番茶収量および品質を維持することができる。また、乗用型防除機を活用することで、効率的に有機液肥を散布できる。 | 長崎県農林技術開発センター 農産園芸研究部門 茶業研究室 | 指導 | 19 | https://www.pref.nagasaki.jp/e-nourin/nougi/theme/result/H19seika-jyouhou/sidou/S-19-40.pdf | 長崎県 |
減肥(リン酸低減) | 土壌診断 | ウンシュウミカン | リン酸が過剰蓄積した極早生、早生温州ミカン園における低コスト施肥法 | リン酸が過剰に蓄積した極早生、早生温州園では、リン酸施用量を慣行の3分の1まで削 減しても、品質、収量を慣行施肥とほぼ同等に維持することができる。 | 熊本県農業研究センター 果樹研究所病虫化学研究室 | 農業研究成果情報 | 27 | http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=6669&sub_id=1&flid=30&dan_id=1 | 熊本県 |
減化学肥料、有機資源の有効利用 | 堆肥施用 | チャ | 茶園への牛ふん鶏ふん混合ペレット堆肥利用技術 | 牛ふん鶏ふん混合ペレット堆肥を年間 500kg/10a 程度、9月上旬と3月上旬の時期に分け て施用することで、3ヵ年の一番茶収量は慣行施肥と同等かそれ以上、荒茶品質は同等とな り、有機配合肥料との代替が可能となる。また、石灰資材の施用も削減でき、一番茶収量の 増加と併せて、収益面は有利となる。 | 熊本県農業研究センター 茶業研究所 | 農業研究成果情報 | 26 | http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=1011&sub_id=1&flid=14&dan_id=1 | 熊本県 |
減肥、肥料コスト低減 | 有機物施用、窒素施肥量削減 | ウンシュウミカン「肥のあかり」 | 極早生温州「肥のあかり」における低コスト施肥法 | 極早生温州「肥のあかり」では、有機配合肥料による慣行施肥量から年間窒素を5年間継続して2割削減しても、収量や果実品質には影響がなく、樹の生育も慣行とあまり差がない。また、化学肥料で4割削減しても、樹の生育はやや劣るが収量や果実品質には影響がない。 | 熊本県農業研究センター 果樹研究所 病虫化学研究室 | 研究成果情報 | 26 | http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=6669&sub_id=1&flid=29&dan_id=1 | 熊本県 |
減肥(リン酸) | リン酸成分低減肥料、土壌診断 | ウンシュウミカン | リン酸が過剰蓄積した極早生、早生温州ミカン園における低コスト施肥法 | リン酸が過剰に蓄積した極早生、早生温州園では、リン酸施用量を慣行の3分の1まで削減しても、品質、収量を慣行施肥とほぼ同等に維持することができる。 | 熊本県農業研究センター 果樹研究所 病虫化学研究室 | 研究成果情報 | 26 | http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=6669&sub_id=1&flid=30&dan_id=1 | 熊本県 |
減化学肥料栽培 | 牛ふん鶏ふん混合ペレット堆肥 | チャ | 茶園への牛ふん鶏ふん混合ペレット堆肥利用技術 | 牛ふん鶏ふん混合ペレット堆肥を年間500kg/10a 程度、9月上旬と3月上旬の時期に分けて施用することで、3ヵ年の一番茶収量は慣行施肥と同等かそれ以上、荒茶品質は同等となり、有機配合肥料との代替が可能となる。また、石灰資材の施用も削減でき、一番茶収量の増加と併せて、収益面は有利となる。 | 熊本県農業研究センター 茶業研究所 | 研究成果情報 | 25 | http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=1011&sub_id=1&flid=14&dan_id=1 | 熊本県 |
減肥、環境負荷低減、コスト低減 | 石灰窒素を含む複合肥料 | チャ | 石灰窒素を含む複合肥料減肥体系を用いた茶園の低コスト窒素溶脱抑制技術 | 石灰窒素を含む複合肥料を用いて窒素肥料を慣行の3分の2(40kgN/10a/年)に減肥した施肥体系は、生葉収量が慣行施肥体系と同等以上である。また、1年間に溶脱する窒素成分を約55%、苦土石灰成分を約40%、投入する肥料等資材費を3分の1削減できる。 | 熊本県農業研究センター 茶業研究所 | 農病研究成果情報 | 20 | https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=1021&sub_id=1&flid=38&dan_id=1 | 熊本県 |
減肥(窒素、カリ)、品質向上 | 施肥体系 | パインアップル「ジュリオスター」 | 「ジュリオスター」高品質果実生産のための施肥技術 | 4回目の最終追肥を削減した施肥体系で、窒素を従来の25%増肥すれば果実重が増加し、酸度が低下する。また、加里を従来の58%減肥すれば、酸度の低下により品質が向上する。 | 沖縄県農業研究センター 土壌環境班 | 指導 | 26 | http://www.pref.okinawa.jp/arc/_userdata/fukyu/2014/shido26_22.pdf | 沖縄県 |